またまた昨日のブログの続きです。
これで最後になります。
11月2日の早朝、7時頃。
寝ているところ目覚ましが鳴った。
と、思ったら目覚ましではなく、キヨさんからの着信だった。
ハッ!と気づきあわてて電話に出るも完全に頭が寝ぼけている。
キヨさん「住所がナビにでーへんで~」
俺「じゃあちょっと地図の画像を送ります!」
iphoneでグーグルマップを開いて、画面キャプチャを撮り、
その画像を送ってこれで大丈夫だろうと思い、二度寝。
ちなみにうちの場所はこんなところにある。
しばらくしてまたキヨさんからの着信で目が覚めた。
キヨさん「全然場所がわからへんのやけど・・・いなげやがある~」
俺「あ!そこを左です!いなげや側に曲がってください」
キヨさん「いなげやは右やで」
俺「じゃあ右に曲がってすぐに逆に曲がってください」
キヨさん「逆? 逆ってなんやねん」
俺「いなげやで左に曲がったらすぐ右に曲がって、いなげやで右に曲がったらすぐ左に曲がってください」
この自分の発言、この時はまともだと思っていた。
が、よく考えたらどっちからいなげや側に入っても曲がるのは右だった。
キヨさん「なんやそれ、全然わからへんわ」
俺「ですから、右から来たら左で、左からきたら右です」(完全寝ぼけモード)
キヨさん「もー、わからん!全っ然意味わからん!いなげやまで来て」
と、キヨさんを怒らせ、寝巻で髪ぼっさぼさのままでいなげやまで行くと、
ちょうど巨人大虐殺の機材車が駐車場に入ってきて無事合流ができた。
車の中にいたLarryやナカミヤさんとも挨拶をして、
キヨさんと彼女のレベッカを家に案内した。
そのあと僕がまた3度寝している間にキヨさんとレベッカがシャワーしたり仮眠とったりしていて、
10時半頃にYtaroに借りた車で渋谷へ出発。
車の中では後部座席にキヨさんとレベッカが座って、色々面白い会話を英語で繰り広げていた。
キヨさんはレベッカに近づこうとする男を徹底的に潰していくタイプ。
車の中でもある男性に対して、
「じゃあ、俺はそいつのチンコ踏んづけたる」と言っていた。
キヨさんは一体どこからそういう拷問のアイデアが生まれてくるのか。
想像しただけで痛すぎる。
渋谷に向かう途中で昨日使った照明を返却して、時間通りにGARRETに到着。
このLOUD AS FUCKというイベントはDeath I Amが企画したんだけど、
持ち込み機材に制限をかけさせてもらったり、
基本的に事前のリハはなしという、出演バンドさんにとっては凄く不利な条件で
企画させていただいていました。
にもかかわらず、全出演バンドさんのご協力のおかげで最後まで非常にスムーズに進めることができました。
ありがとうございました!
この日Death I Amは4番手。
何故主催者なのにトリじゃないのか?
そりゃすげーバンドばっかり呼びすぎたっていうのが一番の理由ですかね。
でもそれ抜きにしても、4番目くらいって元々好きなんです。
自分たちが終わった後も酒飲みながら、大好きなバンドのライブ見ておもいっきり楽しめるから。
そもそもこの日集まってもらったバンドは全部ライブを見たかったバンド達。
当然一つ残らず楽しませていただきました。
語りだすと長くなるので簡単に感想を書いて行きます。
■Undead Daredevil
1番手から早くもモッシュを引き起こすほどのブルータリティ。
コテコテのブルータルデスメタルで観客を圧倒してくれました。
これから注目度あがっていく予感がしまくり。
■Hemorrhoid Carnage
ギターがハモるリフがかっこよすぎる。そしてツインギターとメタルの素晴らしさがビンビン伝わってくる楽曲達。
テクニックが半端ない。もっと長い間見ていたかった。
俺は高校の時アレキシライホが難関フレーズをピロピロ弾きながらデスボイスで歌ってるのが超カッコいいと思ってたけど、
鴇田さんはアレキシ以上の難関フレーズを引きながらアレキシ以上のデスボイスを出していた。
あと、このバンドのロゴが超かっこいい。(俺がデザインした)
■兀突骨
パフォーマンスもタイトで音の抜けも抜群。
MCもプロ。ライブでの世界観の作り方が非常に勉強になった。
ベースソロVSギターソロの流れはメタルファンとしてめちゃくちゃ盛り上がる。
サンキューへヴィーメタル。
■AFTERMATH
みんなの目の保養の時間。連発でゴリゴリのデスメタルだったから少し耳の休憩にもなった。
それでもメタルはメタル。メタルがこんなに好きな女の子がいるのはわくわくする。
ドラムのオクラさんのDeath I AmラブなMCで元気をもらいました。
■Death I Am
自分たちの出番。大変気持ちよく演奏させてもらいました。
フロアも盛り上がってくれて嬉しかった!とくにEntheogenのときのピットはヤバくてめっちゃテンション上がった。
ありがとう!
■ZAZ’GOGOOGNGM Second Season
初めてライブをみた。ツインベースなので、いったいどんな音になるんだと少し心配さえしていたけど、
なんと、まさかの、めちゃくちゃ良くまとまった音だった。
楽曲もかっこいいし、MCもかなり面白い。最後のオチも笑った。ガンダム全然知らないけどちょっと勉強したくなった。
そしてなんとまさかの来年2月に解散とういう発表。自分も当日知ってショック。
最後の東京公演ということで、LOUD AS FUCKに出演してもらえて本当に良かった。
■IN FOR THE KILL
流石のパフォーマンス。貫禄ありまくりで超いかつい。
曲も男くさくてかっこいい。長年メタルを貫き通してきた男たちにはやっぱり他のバンドにない何かがあった。
見るからに、トレンドなんてクソ食らえっていうスタンス。
っていうかLOUD AS FUCKに出演した全バンドのトレンドに対する無視っぷりすごい。笑
■巨人大虐殺
みんなが期待していた巨人大虐殺。期待以上のライブをぶちかましてくれました。
キヨさんのブルータリティはこの日一番。
ギターのLarryが酒飲みすぎて眠たそうにギター弾いてるのが面白かった。
ピットもダイゴさんが荒らしまくりで楽しかった。途中でスケボーもってダイブしてきたので、
そのスケボーを借りて、モッシュピットの中でポップショヴィットを決めることができたのが個人的な満足ポイント。
この日、自分もほぼずっと客席から全バンド見ていたので、
見に来ていただいていたお客さんにもたくさん声をかけてもらえてうれしかった。
ツイッターで知り合った方々や、遠方からこのライブのためにお越しいただいた方々。
関東以外からデスメタルを楽しむために来てくれる人がこんなにもいるとは、
本当にうれしいことだと思った。東京の人じゃない人、1人2人とかじゃなくて最低30人はいたよ。
こんな軽い言葉では表せないほど感動してるし、感謝してる。
イベントの動員数は160人。目標をクリア。
来年もやって次は200人集めたいと思ってます。
— Special Thanks —
ライブハウス:渋谷GARRET松澤さん
物販: 理奈、ハズキちゃん
撮影クルー:Ytaro、長坂、もっさん、トモ
そんなこんなで無事イベント終了。
僕らは翌日、初台WALLで企画しているInfernal Revulsionとのツーマンがあったので、
切りの良いところで帰宅。
メンバーと14時半に現地集合という約束をして解散した。
つづく。
(今日で書き終えると思ったけど無理だった、ごめんなさい)